THE WORLD IS NAKED

幻想を捨て いつもの眼 喧騒を抜け 感情を乗せる

2017-11

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高い城



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-ヒトの記憶というものは本に挟まれたしおりだ。

本に書かれた膨大な文章が個の経験したことの羅列だとしたら、
記憶に足る出来事に出会った時にヒトはしおりを挟んで行く。
挟まれなかった頁の文章は、読み進める毎に、読んだ量が増える程に
忘れ去られ、なかったものにされる。

そして忘れたものどもを思い出そうとする時、実際に起こった事例と違ったりする事が良くある。
そんな時、ヒトは自分の記憶力の悪さに原因を求めるのが普通だ。
全然憶えてなかったり思い違いをする、つまり読んだはずの文章が無かったり変わっていたりする。
実はそれは「ゴムザザムンガワン」という虫の仕業なのである。

このゴムザザムンガワン、なにげなく毎日を送っている私たちの記憶の本に棲み、
その文章、文字を餌に生きているのだ。
それらを好き勝手に切り抜いて食べてしまったり、全然違う所に貼ったりする。
つまり彼らが食事をすると私たちの記憶が変わっていくのだ。

実際の本に潜む「紙魚」と似ているというのもあながち乱暴な喩えでもあるまい。
ゴムザザムンガワンを防ぐには紙魚を退治するのと同じようにすれば良い。
記憶の風通しを良くしてやる、記憶を思おい返してしおりを増やすのだ。
そうしてやればあのにっくきゴムザザムンガワンを根絶やしに出来るのだ。
そうすればあんな失敗をしなくて済むのだ。去って行った彼女もきっとわかってくれる。
俺を馘にした社長もゴムザザムンガワンにやられているに違いない。きっとそうだ。
街で俺を笑う奴もゴムザザムンガワンに俺の顔に記憶を入れ替えられたんだ。
全てを思い出してやる。なにもかも正しい記憶に訂正してやればいい。

・・・でも、ゴムザザムンガワンのことを考えている俺のこの記憶はいったいどこまで正しいのだろうか?


コメント

あ、ちっちゃい1048さん?

都合の悪い歴史がいっぱいあるので
食べてもらって虫のせいにしちゃいたいですがどうでしょう。

ゴムザザムンガワン?覚えにくい名前を良く覚えましたね(^^;)
昨日one on one行きましたよ~
本当に味のあるとこですね。写真が違和感有りませんでしたよ。

●ゆんたさん

ウィ。

都合の悪い歴史どころか夜中に頭抱えて
叫びだしたくなるような記憶もぜひ食べてもらいてえ。

●ちいさんさん

もちろんそんなものは本当にはいません。

折角行っていただいたのにいなくてスンマセンでした!

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